コトバンクによれば、勝負下着とは“意中の相手の気を引こうとして着用する下着”だそう。確かに20代などの恋愛最盛期はその言葉の意味通りだったかもしれませんが、30代・40代以降の大人女性では、勝負下着は異性のためのものではなく、“自分の心を満たすため下着”という意味に変わってきているよう。
今回は大人の女性が求めるここ一番の時の勝負下着と、下着が女性に与える心理的影響についてお話します。自分のための勝負下着で気分も女も上がっちゃうかも?
勝負下着で活力アップ!? ブラウスの下のやる気武装
ワコールが行った“勝負下着に関する意識調査”によると、調査に参加した20代~40代の女性1100名のうち、異性のための勝負下着を持っている人は31.7%なのだとか。一方、異性以外の理由で勝負下着を着用したことがある人は51%と過半数越え!
主に利用するのは、旅行の時やパーティに出席する時、女子会やママ会、同窓会など。また、バリバリ仕事をする管理職女性には、仕事の重要シーンでも勝負下着を身に着ける傾向にあるようです。
もはや勝負下着とは男性のためのものではなく、あらゆる特別なシーンに利用するゲン担ぎグッズであり、気分的にも高揚するお守り的な存在といえますよね。
皆さんの勝負下着ってどんな下着なのでしょう?
上下セットが基本!下着らか身だしなみを整えると特別感がアップ
異性のためにしろ自分のためにしろ、勝負下着は自分のイチバンのお気に入り下着です。また、「下着に気を使う事=身だしなみを整える」と考える人も多数。下着をきちんと気遣った時には、襟を正したような凛とした気分になる人も多いはずです。
特別感を持つ下着に外せないのが、ブラとショーツはデザインや色が揃ったセットであること。この大基本を踏まえたうえで、パーティや同窓会などのハレの日には、アウターを美しく見せてくれる補整力のある下着を身に付けたり、旅行などの下着を友人にちら見せする機会があるようなときは、絹やレースなどの素材の良さが見て取れるセレブ下着を身に着けることも。ちなみに勝負下着の色で最も選ばれているのはピンク。黒、白だそうですよ。
心理効果が絶大。よい下着は身体だけでなく心持ちまで美しくする
下着にこだわりがあればあるほど、勝負下着を活用する場面も多いかと思います。お気に入りの良質下着を身に着けることで好影響を受けるのは、なにもボディラインだけではありません。実はメンタル面でも大いに好影響が出るようです。
お気に入りの下着を身に着けるだけで女らしくなったように感じたり、お洒落になったように感じたり、自分自身に自信が持てたりなど、女性の気分を高揚させてくれるのです。
また、きちんと身を引き締める下着を身に着けると、心もビシッと引き締まったり、逆にぼろぼろの古い下着を身に着けているときは、心なしか胸が張れずに猫背気味になったり、下着って女性にとってちょっとした心のコントローラーなのかもしれませんね。
【参照】
「勝負下着」に関する意識調査、女性の心理と下着に関する意識調査 - ワコール